これは利用者さんや家族さんに向けた記事です。利用者本位の原則とデイサービスの特色がわかります。
利用者さんの好みとデイの特色
岸和田市で地域密着型通所介護(小規模デイ)を探すと48カ所あります。(令和4年7月)
どのデイサービスでも特色があります。これは経営者や管理者などの運営方針に沿ってサービスの特色が変わるからです。
各々のデイの特色は利用者さんがデイを選ぶ基準のひとつになってきます。
利用者さんがどのデイを選ぶのか?
介護保険の原則は利用者本位です。なのでどのデイに参加するかは自由に決める事が出来ます。利用してみてやっぱり自分と合わないと思えば解約して、違うデイサービスと契約すれば良い話です。
自分に合ったデイサービスが見つかれば良いですね。
わたしたちの特色はというと
施設感のない空間づくり
建物はカフェのような明るい空間で気持ち明るく、おひとり様あたりの空間を広めにとってゆったりと。緑とコーヒーの香りたつデイルーム。
顔みしりの関係づくりと相互扶助
スタッフとの関わりは濃い関係。目配り気配りで細かいニーズも拾います。席順で仲の良い人どうしを隣り合わせに座ってもらったりすると会話が弾んだりします。
自宅での暮らしを念頭に入れて
車イスで座ったままの利用者さんをどう歩いてもらうか?体調を見ながら歩行できそうならトイレまで歩行器で行ってもらいます。生活リハビリの環境を取り入れて少しでも動いてもらう工夫をします。
自己決定を尊重するデイの一日
ひとりでゆっくり新聞を読みたい方には、ゆったり座って読める環境を作ります。レクレーションの強制参加はしませんし、参加したい時に参加してもらいます。
少し距離をおいて見守りケア。「新聞の時事ニュースを会話にしてみたり」と適度にスタッフが声を掛けます。ひとりが好きな方も適度な関係をつくって独りぼっちにしません。
暇のないように
スキマ時間を暇しないように仕事をもってもらっています。手芸の型紙を作ったり、デイルームを飾る小物を作ったり、マスクを入れる紙箱をつくったり。利用者さんは仕事体験に興じています。
雑誌月間デイへの応募作品をつくる
時には大きな創作物を作り雑誌に応募する作品を作ります。役割分担で切る人・貼る人、飾る人と連携プレイをしていたりします。
デイサービスといっても、経営者や管理者をはじめ、そこで働くスタッフによっても大きく雰囲気が違ってきます。そして意外かもしれませんが、利用者さんによっても雰囲気が違ってきます。なので曜日ごとに雰囲気が違います。
今日一日を大切にするために、利用者さんを含めたすべての人で作ってゆくのがデイサービスなのです。
毎日の繰り返しではなく今日一日をどう過ごすか?
一緒に考えて今日一日を組み立てていきましょう。