介護保険へ参入
平成11年に設立しました。平成12年施行の介護保険を軸に事業展開するためです。当初は居宅介護支援事業(ケアプラン)と訪問介護事業をしていました。次第に病院に送って欲しいといった通院ニーズが多くなるにつれて一般乗用旅客運送事業(介護タクシー)をスタートさせています。
自立支援に向けて
自立支援のための介護サービスを提供するには、介護サービスありきで考えるのではなく、「出来る事は自分でする」が基本になってきます。杖や手すりなどがあれば介護サービスを受けなくともひとりで生活出来るニーズもあることから、福祉用具貸与・販売の事業を開始します。
地域に根差した柔軟なサービス
平成18年に介護保険の改正で地域密着型サービスが創設されました。今までにない柔軟なサービスが可能になります。それが地域密着型サービスの小規模多機能型居宅介護です。従来の介護保険で対応できなかったニーズに応え、地域に貢献できる会社として地域密着型の小規模多機能型居宅介護事業を開始します。
制度の課題を乗り越えるために
小規模できめ細かいサービスが評判になり利用希望が増えてきました。しかし小規模多機能を利用するには制度上ケアマネージャーを交代しなくてはならないため、利用まで結びつけない事例がありました。
小規模多機能の通いのサービスのクオリティーをそのままにして地域密着型通所介護(10名定員のデイサービス)を開始しました。馴染みのケアマネージャーを変更せず利用が出来るようになりました。
そして地域に貢献できる介護事業所へ
地域密着型サービスをしていると地域住民と向き合う機会があり、地域の介護課題に対して地域住民から支援の要望がありました。社会福祉協議会と連携し地域住民主体の福祉委員会の設立を手伝いします。ここから地域のなかで事業所が貢献できる事を模索することになります。
介護サービス事業の枠から外へ視野を広げて、地域と共に歩む会社としてボランティア事業も行いました。具体的には地域の福祉委員会と連携し岸和田市がすすめる「いきいき百歳体操」及び「リビング」の開催支援であったり、災害時の入浴施設の開放などを行っています。
現在展開している主な事業は6事業
- 居宅介護支援事業
- 訪問介護事業
- 福祉用具貸与販売事業
- 小規模多機能型居宅介護事業
- 地域密着型通所介護事業
- 地域ボランティア支援事業